宇部SDGsTOPICS
2023.10.16
10月は「食品ロス削減月間」!
10月9日(月・祝)、市内の大型商業施設において、広く市民の皆さんに食品ロス問題の現状や取り組みについて、理解を深め自ら取り組んでいただくための「食品ロス削減啓発イベント」が開催されました。(主催:宇部市)
また、このイベントを契機に、会場のフジグラン宇部とフジ西宇部店の2店舗に新たにフードバンクポストが設置されました。
会場では、パネル展示や動画の再生、段ボールコンポストや生ごみ処理機などの展示、フードドライブの実施などに多くの市民の皆さんが来場され賑わいました。
また、「食品ロスさよならクイズ」には子どもから高齢者まで多くの方が参加され、パネルをヒントに数々のクイズに挑戦し、最後は、職員と一緒に答え合わせをすることで理解を深めることができました。ガラポン抽選会も開催され、大変楽しく学べる一日となりました。
食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。日本では、年間523万トンの食品ロスが発生しています。これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量(2020年で年間約420万トン)の1.2倍に相当し、それを国民一人当たりに換算すると、毎日「お茶碗約1杯分(約114g)の食べもの」が捨てられている計算になります。
今月10月は「食品ロス削減月間」です。削減に向けて私たちが今からできること、それは、①買いすぎない ②作りすぎない(注文しすぎない) ③残さない(食べきる)という心がけです。
SDGs(持続可能な開発目標)の12番目の目標は「持続可能な生産消費形態を確保する」こと。そのためには、私たち消費者と事業者が協力し、社会全体として取り組むことが重要です。少しずつですが、確実に市民の皆さんの間に意識が広がりつつあります。
いま食品を捨てようとしているあなた、本当に捨てる以外に方法はありませんか?