世界を変えるための17の目標 宇部SDGsクラブ

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2024.01.05

クイズで学ぶSDGs in 宇部市立西岐波小学校

12月7日(木)、小学生のSDGsへの理解を深めることを目的に、PBL(Project Based Learning 課題解決型学習)の活動として、梅光学院大学3年入江ゼミ学生19名の皆さんが、株式会社ぎじろくセンター(宇部市)と連携し、宇部市立西岐波小学校体育館において「SDGs出前授業」を実施されました。参加されたのは、西岐波小学校6年生98名の皆さんです。

  

まずは、頭と体を使った「SDGsクイズ」です。問題は全部で6問。

世界中の課題となっているプラスチックごみやフードロス、飲み水の問題など、私たちの身の回りで起こっている身近な課題をクイズにして、大学生から子どもたちに出題されました。答えは4択。

一人で答えを考える子、グループで相談して答えを出す子、様々。広い体育館内が4つの選択肢に仕切られ、子どもたちは一斉に選んだブロックに散らばり、正解が出ると体育館内に歓声が沸き起こりました。

クイズの後は大学生から答えの解説です。遊びの中からの学び。世界が抱える課題が、きっと子どもたちの記憶に刻まれたことでしょう。

  

クイズの後は、みんなで「鉄炭団子」作りのワークショップ。
「鉄炭団子」は、用意された使用済みカイロ、おかゆ、クエン酸を使って作ります。主な成分は「鉄」と「炭」。この「鉄炭団子」を水質バランスの崩れた川や海に入れると、水質が浄化され栄養豊富な漁場ができ、水や空気の環境改善にも繋がるものと言われています。

作った「鉄炭団子」は、来週みんなで近くの沢波川に流しに行きます。

  

この出前授業は、大学、企業、学校、市民など、様々なステークホルダーのご理解と連携により実現できたものです。子どもたちは、「遊び」の中から自分たちの故郷の環境を守っていくことを体感でき、将来、「持続可能なまちづくり」の主役になってくれることと思います。

関係者の皆様、大変お疲れさまでした。

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