世界を変えるための17の目標 宇部SDGsクラブ

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2020.11.06

「賢い消費者講座2020 エシカル消費とSDGs」でお話させていただきました。

10月19日、宇部市消費生活センター主催の「賢い消費者講座2020」で「エシカル消費とSDGs」についてお話しました。

参加者は消費生活リーダーを目指されている30名の方々で、最後まで熱心に耳を傾けていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SDGsは世界中の取り組みですが、何故いまSDGsなのか、その背景にあるものは何なのか、消費者として、値段のこと、生産地のこと、使いやすさ、安全性など、色々なことを考えて日常のお買い物をされるなかで、消費生活とSDGsの関係を含めてお話をさせていただきました。

 

SDGsについては、17のゴールと、169のターゲットからなる国際目標であり、ポイントは、社会・経済・環境の3つの要素を調和させること。

また、その17のゴールには、その設定されている理由がちゃんとあって、色々な形でつながっています。その背景にある具体例として、食品ロス、安全な水へのアクセス、森林破壊、地球温暖化など、様々な問題についてお話ししました。

 

 

 

 

 

 

 

 

世界はつながっています。海外で起こっていることは、我々の日常生活に非常に関係しています。そうしたなかで、本日のタイトルでもある「エシカル消費」が注目されています。

それは、SDGsの喫緊の課題として、貧困、人権、気候変動の3つが挙げられますが、これらの課題を同時に解決していくためには人や社会、地球環境に配慮した倫理的に正しい消費を行う「エシカル消費」の概念が有効であると言われているからです。

 

消費というのも、何らかの負担や犠牲のうえに成り立っているのではなく、例えば、フェアトレード商品、エコ商品、リサイクル商品、寄付き商品、地元産品、障害者支援商品など、人や社会、環境のことに配慮して作られたものを積極的に購入・消費すること、「思いやりのある消費行動」がSDGsを達成につながるということです。

SDGs達成のためには、国連のような国際機関、国、市民、行政、企業それぞれの役割というものがあると思います。我々市民として、消費者として、今すぐできることはたくさんあると思います。

 

大事なのは、自分にできることを考え、自分からはじめることです。SDGsには「これでないとだめ」という答えというものはないので、これを機会に「自分にできること」を考えてもらいたいと、参加者の皆さんにお伝えしました。

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