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2025.06.24
「せかい!動物かんきょう会議」令和7年度教室プログラム スタート!
令和7年5月28日(水曜日)、6月10日(火曜日)の2日間、将来のSDGs人財の育成プログラム「せかい!動物かんきょう会議」教室プログラムが宇部市立黒石小学校で開催されました。
令和7年度は、この黒石小学校を皮切りに、市内小学校8校、中学校1校で開催される予定です。
1日目は、「地球かんきょうとSDGsについて」というテーマで、インストラクターとの対話からスタート。「いま地球で起こっていること」や、世界中の取り組みであるSDGsについてのお話、そして、「動物目線」とは何なのか、カラスを例にとり大変ユニークな説明もありました。
続いては、自分自身が描く「動物キャラクター作り」。基本は、その「動物目線」で考え描くこと。その動物の性質、生活環境まで想像し、人間から受けている脅威、人間たちに言いたいことを考え、みんなの前でそのキャラクターを紹介します。
2日目になると、今度は、脅威や課題を訴えるばかりではなく、立場が入れ変わり、前回に得た情報や自分で調べた情報をもとに、「人間として何ができるか」というアクションプランをグループで考え模造紙にまとめて、その行動を発表・宣言します。
ここで重要なのは「対話」です。こうした「対話」による一連のプログラムを通して、「自分たちの考えを見える化」する力を養います。
各教室では、描いた動物キャラクターを通して、あちらこちらで、生徒同士、生徒とインストラクター、生徒と担任教諭で「対話」が生まれ、楽しみながら学ぶ2日間となりました。
いま、世界で起きている問題と自分たちの生活との関わりを知ることで、普段の自分たちの行動を振り返り、環境のために今すぐ自分たちができることを考え、行動する。それが自分たちの未来を変えていくことにつながるという「対話」で締めくくられました。
我々大人としても、子どもたちの未来のために責任を持ち、地球環境のために今できる事をしっかりと考え行動していきましょう。