１月２８日（土）、将来のＳＤＧｓ人材の育成プログラム「せかい！動物かんきょう会議」が開催されました。場所はときわ動物園、参加されたのは市内の小学生親子５組１２名の皆さんです。

「せかい！動物かんきょう会議」は、子どもたちが、様々な動物キャラクターを演じながら地球環境の課題解決に向けた議論等を行うもので、他者の立場を理解し、多面的に考える力を身に着ける「屋内プログラム」と、動物や自然と身近にふれあいながら学びを深める「野外プログラム」で構成されています。

まず、子どもたちは、ときわ動物園の園長さんや職員の皆さんからの説明を聞きながら園内を見学し、自由に動き回る動物たちの生態や特長、そして動物たちが直面する環境問題を学びました。「生息環境展示」のメリットを最大限に生かし、「ワクワク感」のあふれるプログラムです。

その後、ときわ湖水ホールに移動し、動物ごとのグループに分かれて、シロテテナガザルやカワウソなどの動物キャラクターになり切り、生息地で起こっている問題を訴えるとともに、最後は、人間の立場で解決策を考えグループごとに発表を行いました。

このプログラムを通じて、普段の自分たちの行動を振り返り、環境のため自分たちが今すぐできることを考える絶好の機会となりました。

「ＳＤＧｓ未来都市うべ」の取り組みの特色は、このような、それぞれの立場でＳＤＧｓに取り組む「人財」の育成です。

これからも宇部市は、２０３０年のＳＤＧｓ達成に向けて、様々なステークホルダーが連携した取り組みを通じて、魅力・活力・人財にあふれた「共存同栄・協同一致」のまちを目指します。